【ヤセ菌ってなんぞや？】

原塚錬
2024年11月11日
読了時間: 2分

ダイエットの新たなカギとして注目を集めているのが、腸内に住む「ヤセ菌」。

腸内環境が整うことで、代謝が上がり、脂肪燃焼効果が期待できると言われています。

実際に、腸内細菌の多様性が低いと太りやすい傾向があるという研究もあります。なんせ人の腸には約1000種類もの腸内細菌が生息していますから、その重要性は計り知れません。

1. ヤセ菌の力で10%も脂肪が燃えやすい体に！

腸内に多くいると良いとされる「ヤセ菌」には、クリステンセネラミヌタという種類も含まれています。この菌が豊富にある人は体重が軽い傾向があるとされ、脂肪の蓄積が抑えられる効果が期待されています。また、腸内で生成される短鎖脂肪酸も代謝を助け、体がエネルギーを効率よく使えるようになります。実際の研究でもエネルギー消費が5〜10%増える可能性があることが報告されています。

2. 食事がヤセ菌を育てる！

腸内環境を整えるためには食事が重要です。特に発酵食品や食物繊維が豊富な野菜はヤセ菌の大好物。たとえば、納豆やキムチを食事に加えるだけで、腸内で良い菌が増えやすくなります。逆に、脂肪や砂糖が多い食事は悪玉菌を増やし、腸内バランスを崩す原因になります。

3. 腸内環境が整うと20%もリバウンドしにくい体に！

腸内環境が良好になると、食べたものの消化吸収がスムーズになり、代謝も上がります。これにより、リバウンドしにくい体質に近づくことが可能です。また、ストレスや睡眠不足も腸内細菌に影響を与えるので、生活習慣も見直すことが大切です。腸内細菌の多様性が高い人の方が約20%多くダイエットに成功したという実験もあります。